子供が育てる昆虫の代表としてカブトムシが挙げられます。
カブトムシ飼育で問題となることの一つとして、その特徴的な「におい」があげられます。
クワガタと異なり、カブトムシはかなり強い「におい」に悩まされます。
決していい「におい」ではありません。
夏に息子がたくさんカブトムシをとってきて、家の中で飼育していました。飼い始めてすぐに「うわ…くさい…」となり、いろいろ対策しました。
カブトムシの「におい」を軽減するための方法をご紹介していきます。
この記事を読むと
カブトムシの「におい」の原因
カブトムシの「におい」の対策
がわかります。
カブトムシの「におい」の原因は何?
カブトムシの「におい」の原因は
- カブトムシの体の「におい」
- カブトムシのエサの「におい」
- カブトムシの排泄物の「におい」
- カブトムシの飼育マットの「におい」
があげられます。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
またその対策についてもご紹介していきます。
カブトムシの体の「におい」
まずはカブトムシ自身が放つ「におい」があります。
異性を引き寄せるために放つフェロモンの「におい」です。
カブトムシ自身の匂いは、消すことができないので、消臭スプレーで対策することがお勧めです。
消臭と掃除に飼育マットに水分補給ができます。
毎日シュッシュとスプレーしてあげましょう。
さらにこの消臭スプレーは、ライラックの香りが配合されているため、嫌な「におい」を消してくれます。
このスプレーに本当に助けられました。カブトムシ飼育時には、飼育マットの水分補給のために毎日スプレーで水をあげる必要がありますが、この消臭スプレーで変えるだけで「におい」が軽減されます。1本で2週間も、もつのもGoodです。
カブトムシのエサの「におい」
カブトムシのエサとして果物は絶対にNG(におい的に)です。
りんごやバナナはカブトムシも大好きなのですが、すぐに強い「におい」を放つようになってしまいます。
消臭ゼリーを買うようにしましょう。
ただのゼリーではなく、消臭タイプのゼリーは普通のゼリーのような甘ったるいにおいがせず、一日おいても全くくさくなりません。
なお、カブトムシは食欲旺盛です。
一日でかなりの量のゼリーを食べてしまいます。
毎日ゼリーは変えてあげましょう。
毎日新しいゼリーをあげることも、「におい」対策の一つです。
カブトムシの排泄物の「におい」
カブトムシの排泄物は液体状です。
うんちも液体です。
この排泄物を勢いよく吹っ飛ばします。
飼育マットや飼育ケースにもたくさん撒き散らします。
たまに飼育ケースを見て、茶色い汚れがついていたら、それはカブトムシの排泄物です。
濡らしたティッシュなどでこまめに拭いてあげましょう。
カブトムシの飼育マットの「におい」
飼育マットがなんだかくさい。
これは飼育マットに染み込んだ、カブトムシのおしっこや、エサの食べかすの匂いです。
飼育マットがくさくなってきたら、飼育マットを変えてあげるようにしましょう。
くさくなりづらい飼育マットも販売されているので、最初から消臭タイプのマットを敷いてあげることもおすすめです。
匂いの有無に関わらず、飼育マットはおしっこや餌の食べかすで非常に汚れやすいです。
飼育マットは2週間程度を目安に交換しましょう。
ただし、カブトムシのオスとメスを交尾させて、産卵させることを目的としているときには要注意です。
大きめのバケツなどに一度、土を全部出してみて卵や小さな幼虫がないことを確認します。
卵はわずか2〜5mmほど、1齢幼虫もたった5〜7mmほどです。
まとめ
カブトムシの「におい」対策をまとめると
・毎日消臭スプレーを欠かさない
・エサは消臭ゼリーをあげる
・餌のゼリーは毎日交換する
・飼育マットは消臭タイプを選ぶ
・飼育マットは少なくとも2週間に一回交換する
です。
この方法で、家の中でも問題なくカブトムシを飼うことができました。
カブトムシの飼育の際に、お役立ていただけたら幸いです。