昨今、就学前の子供を対象とした、習い事がたくさんあります。
将来を見据えて、幼児教室に通う子供たちも徐々に増えてきています。
しかし、
幼児教室って行く意味あるの?
どの幼児教室に行けばいいの?
幼児教室って一体何をやっているの?
というのが、正直なところではないでしょうか。
私も幼児教室が一体どんなものかよくわからずに、息子と一緒に幼児教室に通い始めました。
幼児教室がどんなところかをご紹介するために、息子の通っているEQWELチャイルドアカデミーについてお話ししていきます。
3歳の長男は、生後8ヵ月からEQWELに通いはじめ、すでに2年以上が経過しました。
この記事を読むと次のようなことがわかります。
- EQWELではどのようなレッスンが行われているか
- 0〜3歳までの年齢ごとのレッスンの成果
- 0〜3歳まで通った体験レビュー
- レッスンをおうちで活かす方法
EQWELチャイルドアカデミーとは
EQWELチャイルドアカデミーは0歳から通える幼児教室です。
EQ(心の知能指数)に着目し、IQ(頭の知能指数)との両面から総合的に子どもたちの力を伸ばすことをモットーとしています。
活躍するための力を「EQ力」と名付け、特に5つのEQ力として「自己肯定感、やる気、共感力、自制心、やり抜く力」を掲げています。
レッスン内容
レッスンは週に1回、50分です。
料金は地区にもよりますが月々1万5千円前後程度です。
月に4〜5回のレッスンで15,000円/月です。
レッスンは大体3〜5人の子供に対して先生が一人の構成です。
幼いうちは親は必ず付き添いで、コロナウイルスが拡大する前は両親とも(またはおじいちゃんおばあちゃんでも可)参加することができました。
コロナウイルス感染症拡大以降は、付き添いは一人までに制限されています。
宿題もあり、毎週ワークプリントを渡されます。
月に1回CDも配布され、オリジナル曲や童謡、物語、俳句や反対語などが収録されています。
0〜3歳まで通ってきましたが、レッスン内容は
- 年齢に合わせてフラッシュカード
- オリジナルソングをみんなで歌う
- 動揺を歌う
- ひらがなをカードを用いて学ぶ
- 当てっこゲームをする(瞬間記憶)
- 百玉そろばん
- 指先を使う遊びをする
- 色分けをする
- 分類分け(動物、植物、野菜など)
- 線描きをする
- ひらがなかきをする
- パズルをやる
- 積み木を積む
- マッサージ
など様々です。
年齢に合わせて、難易度も変わります。
これらの作業を飽きないように数分単位で次々に入れ替えて行います。
0〜1歳の変化
長男は通い始めた頃は、長時間イスに座る作業が初めてだったこともあり、イスから降りようとしたり、他のことに興味を持ったりしてしまうことが多くありました。
うちの子に限らず、0〜1歳くらいの子はみんな最初は長時間イスに座り続けることはできませんでした。
その後、長男は徐々にレッスン内容に魅了されたのか、50分間しっかり集中して座り続けることができるようになりました。
座り続けることが難しい場合には、ママ・パパの膝の上でレッスンを受けることも可能です。
EQWELでは1ヶ月を区切りにレッスン内容が変わっていきます。
1ヶ月の間、同じ作業を繰り返すことで子供はその作業をどのようにやるのか、どのように楽しむのかを0歳〜1歳なりに学んでいきます。
驚くことに、繰り返しの作業により、指先の運動も上手になり、普段の遊びの内容もより細かいものを扱えるようになります。
1〜2歳の変化
1歳を過ぎると徐々に劇的な変化が見られるようになってきました。
家や保育園ではじっと座っている機会が少ない息子ですが、EQWELに行くと、レッスン開始前から嬉しそうに自らの席に座り先生に「早く早く〜」と視線でアピールするようになりました。
着席すると集中モードにスイッチが切り替わり、顔つきが変化します。
EQWELは座ってレッスンを受ける場所だということを子供は理解しているようでした。
自宅でも、EQWELやった作業を復習するように、一人で洗濯バサミをあちこちに挟んでみたり、コップを重ねたり、スイカのタネを器用にとったりと指先の運動を繰り返していました。
また、1歳のうちから35ピースパズルを完成させたり、補助バシを1歳の終わりごろから上手に使って一人でご飯を食べるようになったのもEQWELでのトレーニングの成果だと思います。
レッスン中に歌う音楽は、事前に収録されたCDを自宅用にもらって聞き流すことができるため、レッスン中はそれを確認するようにみんなで歌います。
オリジナル曲は必ず、「大きい・小さい」などの形容詞や「数字(偶数・奇数)」「単位」「お金」など様々なものの概念について学べるようになっています。
レッスン中はこれらの曲と、実際の手作業がリンクするようになっているため、概念的なものが実物と対比され効率よく学べるようになっています。
2〜3歳の変化
2歳になると、自分で考える力がかなり身につき、言葉もどんどん増えてくるので、子供達の発言も増え、レッスンに活気が生まれます。
日常の中だけでは見られないような、競争心やパワーも見せてくれるようになります。
また、字を書く練習も始まります。
これまでレッスンの中でたくさんひらがなに触れてきましたが、この学年になって初めて文字を書く練習が始まります。
毎回、歌に乗せてひらがなを書く練習をします。
最初は迷路のようになぞるだけですが、繰り返すうちにそれが文字であることを子供達は認識し始めます。
さらに、国旗の勉強も始まります。
2歳児に国旗とか早くない??覚えられるの??
と思っていました。
しかしレッスンの中で、国旗カードを使った遊びをするとそれが楽しいのか、息子はいろんな国の国旗を覚え始めたのです。
アメリカ、中国、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、フランス、、、
子供の記憶力は想像以上で数十カ国をすでに覚えています。
レッスンを受ける子供たちはみんな楽しそうに何ヵ国も国旗と国名を覚えていました。
国旗を覚えることになんの意味があるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、国名を覚えることで知識の幅がさらに広がります。
国旗のおかげで学習の幅が広がりました!
我が家にはリビングやお風呂に地図が貼ってあります。
すると国名と場所をリンクさせて覚えるようになります。
子供用デスクの上には地球儀も置いていますが、地球儀上でも国名をリンクさせるようになります。
息子は動物や昆虫、恐竜などの図鑑が好きなのですが、それらが住んでいる場所と国もリンクさせて覚えるようになりました。
子供は知識をどんどんリンクさせて広げていくのが大好きなのです。
先生方の声かけも参考に
先生方は声かけがとても上手です。
一番印象的なのは0歳のうちから小さな作業でも達成すると必ず「できました!」と先生と声を合わせて言うことです。
1歳にもなると自分で「できました!」と言うようになります。
できたことを実感できるその声かけに子供の顔は非常に満足げです。
きっと達成感を噛み締めているのでしょう。
また、ちょっとしたことでも度々声をかけてくれるので、子供も「僕のこと見ていてくれたんだな!嬉しいな!」まさにそんな表情で応えます。
先生が喋っている間に、子どもたちが勝手に発言してしまうこともしばしばありますが、必ず全ての言葉を拾って返答してくれます。
どんなに騒いだり、暴れたりしても決して「否定」することはなく「どうしたのかな?」「もうちょっとやりたいのかな?」なんて優しく声かけをしてくれます。
こういった先生の対応は、ぜひ真似して自宅でも実践していきたいです。
レッスンを受けて良かったこと
レッスン内容は自宅でもできそうなこともありますが、やはり自宅知育のみでは、マンネリ化してしまう、、、幼児教育に行くとそんな悩みを解消してくれます。
逆にEQWELでやったことを自宅でまた真似して実践することでさらなる学習効果が得られことになると思います。
うちではEQWELでやったことを、必ず家でも取り入れるようにしています。
自宅で行う幼児教育の進め方の指針となります。
EQWELは子供の可能性を引き出してくれる場所だと思います。
2年以上通い続けた長男はEQWELが大好きでしょうがないようです。
また周囲の子どもたちとの関わり方で社会性や協調性が身につくのもメリットとなります。
早期から始めることでその勉強の姿勢が自然と身に付きます。
また、同じような意識のもとで通わせるママ・パパが多いのもまた一つメリットかと思います。
EQWELに入ってから保育園で出会うのとはまた違ったママ友・パパ友もできました。
幼児学習についての意見交換ができる貴重な友人と思っています。
おわりに
幼児教室は必須なものではないですが、少なからず子どもの学習効果に影響しています。
多くの幼児教室が体験などを設けています。
EQWELでも必ず入会前に体験レッスンを受けることができます。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
コメント