もうすぐ冬休みです。
この冬は子供達とどこへお出かけする予定ですか。
もし、まだ未定であれば博物館に足を運ぶのはいかがでしょうか。
関東近郊におけるこの冬限定の企画展・特別展示についてまとめていきます。
この記事ではこちらを紹介します。
・国立科学博物館
「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」
・ミュージアムパーク茨城自然博物館
「こけティッシュ 苔ニューワールド!-地球を包むミクロの森」
・埼玉県立自然博物館
「自然博物館100年の軌跡ー標本陳列所から自然史の足跡を辿る」
冬休み中に関東近郊で開催されている魅力的な特別展・企画展3つを紹介していきます。
そもそも特別展・企画展って何?
博物館や美術館に行くと特別展や企画展と言ったものが開催されていることがあります。
特別展や企画展はテーマに沿って、短期間開催される展示です。
常に展示されている常設展と対比して、そのように呼ばれています。
限られた期間のみの開催になるため、同じ展示は二度と見ることができません。それゆえに製作者のこだわりや熱意が詰まっています。
国立科学博物館
大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語
開催日時:2021/10/14-2022/1/12
休館日:月曜日、12/28-1/1(但し、12/27、1/3、1/10は開館)
開館時間:9:00-17:00(最終入管は閉館の30分前まで)
【料金】
一般・大学生:2100円
小・中・高校生:600円
未就学児:無料、障害者手帳を持っている方とその介護者1名は無料
特別展を観覧した方は、同日に限り常設展(地球館・日本館)も観覧可能です。
大人気の博物館です。冬休み中は、混雑が予想されるので、しっかり感染対策して出かけましょう。
・6体のミイラが展示
・ミイラが最新のCTスキャンで画像解析された
・ミイラの年齢、性別、社会的立場や病気まで解明
・古代エジプトの理解がさらに深まる
ミイラを通じて、子供たちに歴史のことや、昔の人たちがどのように生きてきたか、などを知ってもらいたいですね。またCTスキャンという現代科学の発展により、過去が紐解かれることは非常に興味深いことです。子供達にとって、歴史や科学を学ぶことの入り口になるといいですね。
なお、この「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」は2022/2/5-5/8には神戸市立博物館で開催されることが決定しています。
西日本の方も待ち遠しいですね。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館
こけティッシュ 苔ニューワールド!-地球を包むミクロの森
開催日時:2021/10/16-2022/2/6
休館日:月曜日、12/27-1/1、1/11(但し、1/3、1/10は開館)
開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
【料金】
常設展入場料で企画展も観覧可能
常設展(本館・野外施設)は
一般:750円
満70歳以上:370円
高校・大学生:460円
小・中学生:150円
・身近に存在する「コケ」の魅力を解説
・コケの驚くべき精巧な作りと美しさ
・2013年のコケ展からパワーアップして紹介
意外と見過ごしているコケ。本当はよく見ると美しい&かわいい。そんなミクロな世界を子供と一緒に味わいたいですね。
きっとこのコケ展に行った後は、道に生えているコケの見え方も変わってくるはずです。
ミュージアムパーク茨城自然博物館は、常設展も魅力的です。
動くティラノサウルスとトリケラトプスは圧巻!
埼玉県立自然博物館
自然の博物館100年の軌跡ー標本陳列所から自然史の足跡を辿る
開催期間:2021/10/30-2022/2/27
休館日:毎週月曜日(祝日、振替休日、ゴールデンウィーク期間、7・8月、県民の日は開館)、12/29-1/3、その他臨時休業あり
開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
【料金】
入館料のみ(以下、参照)
一般:200円
大学生・高校生:100円
中学生以下、障害者手帳をお持ちの方(付添1名含む):無料
100年前に秩父鉄道株式会社は、長瀞の地に「秩父鑛物植物標本陳列所」を開設しました。
秩父の地域は、地質学黎明期から研究が盛んでした。
そして戦後、陳列所は全国に先駆けた自然史系総合博物館「秩父自然科学博物館」として再興されています。
・全国初の県立自然史系総合博物館の魅力を紹介
・埼玉県立博物館のあゆみとこれからの展望について
歴史ある博物館のこれまでのあゆみを見ることができます。
常設展もとても魅力的です。
巨大ザメ「カルカロドン メガロドン」や埼玉の森を再現したジオラマなど、埼玉県立博物館でしか見られない展示も多数あります。
おわりに
関東近郊の博物館で行われている魅力的な企画展・特別展について紹介しました。
どこも行ってみたくなりますよね。
冬休中に博物館に足を運ぼうと考えている方の助けに少しでもなれたら幸いです。